先日,フランス大使館の方よりメールにて連絡を受け,フランス政府奨学金の採用内定を受けました.奨学金の内容は博士課程向けの研究実習給費でして,研究のためにしばらくフランスに滞在する分の経費を奨学金として支給していただけるものです.

渡航先に関して

渡航先はEM2Cという名前の研究所で,Unversity of Paris-SaclayのメンバーであるCentraleSupélecの中に所属しています.このメンバーという概念がややこしくって,CentraleSupélec自体が一つの大学のような立ち位置でありながら,2008年から発足したUniversity of Paris-Saclayという”Mega Unviersity”の傘下に加わっているそうなのです.しかも,CentraleSupélecはもともとÉcole Centrale ParisとSupélecという二つの大学が2015年に併合してできた機関らしいです.機関を表す名前が多すぎて,渡航先を伝える名前にどれを使えばよいのかが困りごとです.たいていはCentraleSupélecと伝えるようにしていますが. 期間については現時点で渡航先と調整ですが,2020年の9月から2021年の1月までになりそうです.

渡航先でやりたいこと

相談中ですが,ナノ秒繰り返し放電(NRPD)の実験をやりたいと考えています.前回の燃焼シンポジウムで発表した数値解析で得られた仮説について,実験的に検討することができればと思います.

リンク

2019年度フランス政府奨学金(理系)募集要項