Jekyllによる研究ブログの作成
なぜ作るのか
学振の申請でお世話になった青い本に研究者ブログを作るべしとの記述があった.評価者の目に映る自分をコントロールできるようにするべしとのことだったような気がするが,確かにと思いWeb上での情報発信の場を作ることにした.せっかくなので技術や研究についても書きたいと思っているとGitHub Pagesというものがあり,サーバーの管理などが不要で静的サイトを作成できる.マークダウン書式のkurambonが数式にも対応できるとのことで,書きたくなればちゃんとした技術の話も出来て良い.
作り方
現状では書き始めることが重要と思い,最低限のことしかいじっていない.そこまでの過程を書いておく.ちなみにWSLのUbuntu環境で行った.
- 必要なソフトのインストール
ここを参照,インストールしてなかったらUbuntuが教えてくれる’apt’のコマンドを打てばよい - Jekyllのインストール
ここを参照
手順2から5まで実行したら,ブラウザでhttp://localhost:4000を開くと生成されたブログを確認できる.この時点ではまだどこのサーバーにも置かれていないので,自分しか見ることはできない. - GitHubにあげる
レポジトリを作る.名前は「アカウント名」+’.github.io’とする.僕の場合は’syoukera.github.io’となった.これに先ほど作ったブログのディレクトリをアップロードする.生成されてできるファイルはアップロードしてもうれしくないので,僕の場合は.gitignoreに’_site’と’.saas-cache’と’.jekyll-metadata’を記載した. - GitHub Pagesの設定
レポジトリの設定タブを開き,GitHub Pagesを有効化する.うまくいっていたら,http://「アカウント名」.github.ioをブラウザで確認できるようになり,一般の人が見れる状態になる. - _config.ymlを編集
書いてある通りに編集する.’bundle exec jekyll serve’を実行したままでファイルをいじっても,保存と同時に変更が反映されるので確認しやすい.ドメインを取得していればここでurlも変えることができるが,少しややこしかったのでここでは説明しない.twitterやGithubのユーザーネームのみでリンクできるので便利. - ‘_post’ファイルに記事を書く もともと入っているファイルをコピーして編集すれば雰囲気で記事ができる.
やり残していること
- テーマ変えたい
デフォルトのテーマでもそんなに不満がないが,人と被るのは嫌なのでかえる. - ‘_post’がトップページに表示されないようにしたい
何も指定せずに’_post’にファイルを置くとトップページに表示される.できればBlogというサブページで管理したい. - アイコン作る
ブラウザのタブに表示されるやつ